【書評】思わず考えちゃう ヨシタケシンスケ、あわよくば生きるヒントに。

  • 2019年8月12日
  • 2020年4月28日
  • Books

今回はヨシタケシンスケ著、思わず考えちゃうの書評を書いていきます。

 

日常生活の何気ない一コマを切り取ってスケッチに書き留めたという、ただただそれだけの本。

 

だからこそ共感し、クセになり、気づけば1時間もかからないうちに読み切ってしまいました。

 

 

思わず考えちゃう 目次

 

思わず考えちゃうの目次は次の通りです。

 

はじめに

第1章 ついつい考えちゃう

第2章 父だから考えちゃう

第3章 眠くなるまで考えちゃう

おわりに

 

思わず考えちゃうは1つの章の中に10こくらいのストーリーがまとめられた短編集です。

思わず考えちゃうってどんな本?

 

最近、「FACTFULNESS(ファクトフルネス)」が話題となり大きな反響を呼んでいますが、それと同時に注目を浴びたのが「それしかないわけないでしょう」という絵本です。

 

 

「FACTFULNESS(ファクトフルネス)」の大切なところをまとめたような内容になっているということで注目を浴びました。

この「それしかないわけないでしょう」を書かれたヨシタケシンスケさんの新たな著書が、今回ご紹介する「思わず考えちゃう」です。

 

思わず考えちゃうの内容と書評

 

ここではぼくが特に共感したストーリーをいくつかご紹介します。

 

ききうでのツメは切りにくい

 

近すぎるから、出来ないことってのがたくさんあります。

 

利き腕のツメは、利き腕じゃない方の手で切るので切りにくいんですよね。

 

言われてみれば当たり前のことですが、なかなか気づく人はいないのではないでしょうか?

 

些細な日常の中にも、捉え方によっては大切な教訓にもなることを教えてくれるフレーズでした。

 

今しかないのにもったいないのに

 

もういろいろ、いらいらすると、子供に優しくしてあげられなくて、いかんなあっていう。

 

ぼくの場合、子供ではないのですが、近くにいる大切な人に、頭ではわかっていても少し冷たく接してしまうことがあります。

 

自分のことでいっぱいいっぱいになって周りに優しくする余裕がなくなってしまう。

 

そんな時のことを思い出しながら、この一文にとても共感しました。

 

本当に今しかないことなのにっていうのは、わかってはいるんだけれども。こっちが面白がる余裕がない。

 

後悔することはわかっていても、なかなか行動に移すことは難しいんですよね。

 

ちっちゃい子は、2人に両手をつかまれると、急にちゃんと歩かなくなるっていう法則。

 

体重を預けて、急にずるずるってなるわけですよ。

 

めちゃくちゃわかります(笑)

 

自分の子供の頃を思い出しましたし、テーマパークや遊園地でも本当によく見かけますよね。

 

疲れたからなのか、ずっと浮いていられると思っちゃうのか。

 

周りで見ている分には微笑ましいですが、ぶらさがられている側はたまったもんじゃないです(笑)

 

片手で手をつながれてるとちゃんと歩くんだけど、両手持たれた瞬間にもうイベント化するっていうシーンですね。

 

子どもたちの好奇心が最大限に発揮される瞬間です。

 

あなたのおかげで私はとうとうあなたが必要なくなりました。

 

本当にあなたのおかげで、もう私はあなたが要りません、って。でも、あなたのおかげなのは間違いないから、本当に今までありがとうございました、っていう。

 

この言葉、素敵すぎませんか?

 

自分を育ててくれた人や物への感謝の気持ちを最大限に表現した言葉です。

 

両親、先生、彼氏、彼女、本、映画など。

 

なんだか寂しい気もしますが、成長と別れは表裏一体のものなのかもしれません。

 

自分のできないことがどんどん見えてくる

 

あれもできないな、これも、これもできないなって思ってるってことは、それだけ何か別なことができるようになったから。

 

わからないことがわかる。

 

これが勉強ができるようにための一歩だ。と以前高校の担任の先生が教えてくれたことを思い出しました。

 

何かができるから、できないこともできるようになりたいと思うし、それに気づくことができる。

 

無知の知です。

 

思わず考えちゃうの評判と読者の感想

 

ここからは、思わず考えちゃうの読者さんの感想を見ていきましょう。

 

 

面白く、読みやすく、イラストが可愛い、誰でも親しみやすい本になっています。

 

思わず考えちゃうが教えてくれること

 

ぼくが『思わず考えちゃう』から得られる学びは次の3つです。

 

・どんな些細な日常にも「楽しい」「面白い」はころがっていること

・自分に似た悩みを抱える人はたくさんいること

・小説、ビジネス書以外にも面白い本がたくさんあるということ

 

日常生活において嫌なことがあったとき、うまくいかないことがあったときにまた読み直したい本だなと思いました。

 

また、今回この「思わず考えちゃう」を読んで、自分自身の読書の幅を広げたいと強く感じるようになりました。

 

この点も大きな学びだったかなと思います。

 

思わず考えちゃうはこんな人に読んでもらいたい

 

「思わず考えちゃう」は以下のような人におすすめです。

 

・小説やビジネス書など読むのに時間がかかる本ではなく、短い時間で簡単に読める本を探している人

・悩み事、考え事を抱え込んでしまっている人

・クスッと笑いたい、共感したい、優しい気持ちになりたい人

 

この本の魅力はとにかく読みやすいところです。

 

超短編&イラスト付きなので、サクサク読み進めることができます。

 

普段読書をしない方にもぜひ読んでいただきたい一冊です。

 

思わず考えちゃう まとめ

 

この本の中身は「言われてみれば…」と感じることの連続です。

 

日頃の何気ない日常が、独自の着眼点で、とてもかわいらしいイラストにまとめられています。

 

気になる方はぜひチェックしてみてください!