【書評】人は考えたとおりの人間になる

  • 2019年9月11日
  • 2020年4月28日
  • Books

今回はジェームズ・アレン著、人は考えたとおりの人間になるの書評を書いていきます。

 

 

人は考えたとおりの人間になる 目次

 

今回ご紹介する人は考えたとおりの人間になるの目次は以下の通りです。

 

はじめに

人の思考が環境や状況におよぼす影響

人の思考がからだや健康におよぼす影響

人の考え方と目的

目的の達成に思考が果たす役割

夢と理想

心の平穏

 

性格、心、夢、からだ、健康。

それらが人の“思考”に与える影響について述べられています。

 

人は考えたとおりの人間になるの内容

 

ここからは、『人は考えたとおりの人間になる』の中で特に気になったところをピックアップしていきます。

 

人間の心は庭園と同じ?

 

人間の心は、たとえてみれば庭園のようなものだ。

 

ジェームズ・アレンは本書の中で、人の心を“庭園”に例える文章を書いています。

 

よく手入れをして美しい庭にすることもできれば、荒れるにまかせてしまうこともできる。手入れをしようとしまいと、庭には必ず何かが育つ。役に立つ種を蒔かなければ、どこからか雑草の種子が運ばれてきて芽ぶき、庭は雑草に覆われてしまう。

 

まさ
役に立つ種?雑草?

 

少し抽象的で、これだけ読んでも少し難しいですね。

ここでもう少し掘り下げてみてみます。

 

人間は、庭師が草取りをして花や果物の木を育てるように、心という庭を育てることができる。何の役にも立たない考えや、不純な思想という雑草を取り除き、正しい、有益な考えや純粋な思想という花や果実を育てていくわけだ。

 

つまり、人は心の中で自分にとって「必要なもの」と「必要のないもの」を分別する必要があるということです。

人の心は“庭”のように大きさが限られているからです。

 

この作業を続けていくことによって、人間は心の名庭師となり、自分の人生を自ら決定できるようになる。

 

自分の心を“庭”だと考えて、管理をしながら常に綺麗に保っておく。

こうすることによって、自分の意志をしっかりと持った人間になれるというわけですね。

 

まさ
心を“庭”のように考えるか…。やってみよう!

心と体のつながり

 

人間のからだは、その人の心やものの考え方に支配されている。からだは、心の意識的な、あるいは無意識的な動きに従っている。

 

ジェームズ・アレン曰く、人の体の動き(健康など)はすべて心からきているものなのだそうです。

 

Aくん
病気にかかりそうだなー
Bくん
俺が病気になんかかかるはずがない!

 

このように、病気に対する考え方が違えば、実際に病気にかかる確率やリスクも変わってくるというわけです。

 

面白いですよね。

 

病や健康も、環境や状況と同様に、原因はすべてその人間のものの考え方にある。

 

ジェームズからしてみれば、“病は気から”という言葉はことわざでもなんでもなくただの“事実”なんですね。

 

成功は必ず努力の結果である

 

少ししか成功しなかった人は、それだけ犠牲が少なかったのだ。大成功をおさめるためには、それなりに大きなものをあきらめなければならない。偉大な成功をおさめるためには、多大な何かを犠牲にしなければならない。

 

ジェームズは、人の成功は犠牲無しには起こりえないと言っています。

 

もちろん、犠牲にするものは人によってさまざまです。

時間、お金、交友関係、趣味・娯楽などなど。

 

ただ、ここからはぼくの勝手な推論ですが、実際には何かを犠牲にするということよりも、それを犠牲にする覚悟やそれくらい成功に対しての強い意識を持つことが大切だということなのだと思います。

 

人の行為には必ず努力というものがあり、結果がある。そして、どれだけ努力するかが、結果を左右するのである。

 

こうみると当たり前のことを言っているようにも感じますよね。

でも、実際、人は何か成功している人をみるとそれを「運」だとか「偶然」だという言葉でついつい片付けてしまいがちです。

“人の成功は努力した先にしかない”ということを改めて思い返させてくれる大切な機会をジェームズは本書の中で与えてくれています。

 

人は考えたとおりの人間になるの書評

 

人の思考が人生に与える影響についてとても考えさせられる1冊でした。

自分自身の考え方を変える“意味”をここまで明確にしてくれる本はこれまでになかったように思います。

 

よく人は今の自分の考え方・性格が周りの環境や過去の出来事が原因で作られていると考えます。

でも、実際は逆で自分の思考がそれらの環境を作り出しているという考え方に妙に納得してしまいました。

 

気づけば子供の頃箱に入ったキャンディーを1日1個取り出して大事に食べていたような感覚で、1文1文じっくり大切に読み込んでいました。

20歳という節目の年にこの本を読んでおけて本当によかったと思います。

 

人は考えたとおりの人間になるの評判と読者の感想

 

人は考えたとおりの人間になるの世間の評判をみてみましょう。

 

https://twitter.com/takahimemaro/status/1109409240332947456

 

読む人によって心に刺さる文章が違ってくるところもまた面白いですよね。

 

人は考えたとおりの人間になる まとめ

 

短く簡潔な中に、繊細さや深さのあるおもしろい本でした。

今、自分の身の回りの環境や状況に不満を持っている、不安を抱えているという方の救いの一助となるかもしれません。