【書評】読書する人だけがたどり着ける場所

  • 2019年9月14日
  • 2020年4月28日
  • Books
この時代に読書する意味なんかあるの?

インターネットで簡単に情報がすぐに手に入る今の時代、読書に意味はあるのでしょうか。

 

この疑問をわかりやすく解決してくれるのが、今回ご紹介する齋藤孝さんの「読書する人だけがたどり着ける場所」です。

 

今回はそんな読書の意味について語られた本「読書する人だけがたどり着ける場所」の書評を書いていこうと思います。

 

 

読書する人だけがたどり着ける場所 目次

 

今回ご紹介する読書する人だけがたどり着ける場所の目次は以下の通りです。

 

序章 なぜ、いま本を読むのか

第1章 読書をする人だけがたどり着ける「深さ」とは

第2章 深くなる読書 浅くなる読書 何をどう読むか

第3章 思考力を高める読書

第4章 知識を深める本の読み方

第5章 人格を深める本の読み方

第6章 人生を深める本の読み方

第7章 難しい本の読み方

 

同じ「本」でも、それぞれの持つ特徴によって読み方を使い分けることができるんですね。

 

読書する人だけがたどり着ける場所の内容を要約

 

ここからは読書する人だけがたどり着ける場所のポイントをまとめていきます。

 

ネットよりも本が大切な理由

 

「読書をしなさい!」と言われるとこんなことを考える方も多いのではないでしょうか。

 

読書嫌いマン
わからないことがあればネットで調べればいいんじゃないの?

 

なぜ、インターネットで調べるだけでは不十分なのか。

なぜ、わざわざ読書をする必要があるのか。

そんな疑問に対する答えとして本書の中では次のように解説されています。

 

インターネットの海と言いますが、ほとんどの人は浅瀬で貝殻をとっているようなもの。深いところへ潜りにいく人はあまりいません。潜れば、まだ見たことのない深海魚に出会えるかもしれないし、知らなかった世界が広がっているのに、です。

 

インターネットを使っても、クリックを繰り返すとどんどんと深いページへと突き進むこともできます。

でも、どこをどう潜るのかという“潜り方”があまりよくわかっていないんだとか。

一方で読書をする人は、インターネットを使っているだけでは手に入らない「潜る能力」が身につくのだと言います。

これによって知識に「深み」が出てくるのだそうです。

 

「深い人」になる方法

 

バラバラとした知識がたくさんあっても、それを総合的に使いこなすことができないのでは意味がない。単なる「物知り」は「深い人」ではないのです。教養が人格や人生にまでいきている人が「深い人」です。

 

確かに、どれだけ豊富な知識があっても、それをうまく使いこなせていないとせっかくの努力が生かされませんよね。

齋藤先生いわく、それらの知識を人生にうまく落とし込むことができる人が「深い人」なのだそう。

では、ぼくたちが「深い人」になるためにはどうすればいいのでしょうか?

齋藤先生はその方法について次のように断言しています。

 

深い人になるには、読書ほど適したものはありません。

 

読書は人を教養や人格を“深める”のに必要不可欠なんですね。

コミュニケーション能力において一番大切な「認識力」や魅力的な人になるための「人間性」が読書によって鍛えられるのだと言います。

 

まさ
本を読んでいる人の話はどこか惹きつけられるものがあります

 

「深い読書」をする方法

 

次は具体的な読書の方法についてです。

本書では、読書に深みを出す方法として次のようなやり方が紹介されていました。

 

今月一人の著者にはまったら、翌月は別の著者にはまる。さらに次の月はまた別の著者というように、時期をずらして広げていくといいでしょう。「どっぷり」を移動させていくのです。

 

月ごとに、注目する著者を変えるという読書法です。

この読書法のメリットは2点あります。

 

・「深さ」に必要な要素である知識の「つながり」を得るため。

・読書の間口を広げるため

 

どっぷりはまることは大切ですが、はまるものの数をある程度増やして行くことが読書の「深み」につながっていくというわけです。

 

本の読み方

 

最後は各章で紹介された“目的に応じた本の読み方”について要約していきます。

 

思考力を深める本の読み方

・感情を乗せ読む

・作者にツッコミを入れながら読む etc…

 

知識を深める本の読み方

・1テーマにつき5冊を読む

・図鑑や百科事典で「全体像」を把握する etc…

 

人格を深める本の読み方

・器が大きな著者の本を読む

・自分だけの名言を見つける etc…

 

人生を深める本の読み方

・読書から人生の意味を捉える

・力のある文章は音読をしてみる etc…

 

難しい本の読み方

・あえて難しい本に手を出し集中力を鍛える

・わからない箇所があっても問題はない etc…

 

この他にも、これまで考えたことのないような読書法がいくつも紹介されていました。

また、それぞれの目的に応じたオススメ本も一緒に紹介されていたので、気になる方はぜひ本書を実際に手にとってみてください。

 

読書する人だけがたどり着ける場所の書評

 

ネットを使って3秒で答えにたどりつくことができるようになった今の時代。

なかなか読書に改めて目を向ける人はいないと思います。

ただ、ぼくはこの本を読んで、やはり読書は他のコンテンツとは代替不可能な存在なんだと確信しました。

実際、本書を読み進める中で本の持つ力や読書の効用について新しく学べたことがたくさんありました。

せっかく読書をするのであれば、読書にどれくらいの価値があるのかも一緒に考えていきたいですよね。

 

最後に、ぼくも読書をする意味について少し考えたことがあるので、こちらもぜひ。

 

【読書の楽しみ方】ビジネス書を100冊読んでわかった10の事実

 

読書する人だけがたどり着ける場所の評判と読者の感想

 

ここからは、読書する人だけがたどり着ける場所の読者さんの感想を見ていきましょう。

 

この本を読む前と読んだ後では読書との向き合い方が変化する方も多いのかもしれません。

 

読書する人だけがたどり着ける場所 まとめ

 

普段、読書をする人も、しない人も読む価値のある1冊です。

読書する人だけがたどり着ける場所を読んで、実際に読書する人だけがたどり着ける場所に行ってみてくだい。