
留学に行きたいけど、短期でも意味があるのかと疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、短期留学に意味があるのかどうかは留学の目的によってはっきりと分かれてきます。
そこで、今回は短期留学のメリット、デメリット(長期留学に劣る部分)をそれぞれあげていきます。
これから留学を考えている方の参考になれば幸いです。
大学生が短期留学をするメリット
お金が(長期留学に比べると)かからない
留学を考えるとき、ほとんどの学生にとって一番の問題となるのが、この “留学費用” だと思います。
学校のプログラムで参加すれば安くはなりますが、それでも数十万円というお金が必要になってきます。
また、現地で友達と出かけたり、お土産を買ったりするお金はほとんどの場合プログラムの費用には含まれていないため、その分のお金も計算しておかなくてはなりません。

ただし、短期留学の場合、長期留学に比べると留学期間が短いためその分費用は安くなります。
留学はしてみたいけれど、なるべく安く済ませたい。
そんな方には短期留学がオススメです。
短期集中できる
短期留学は期間が短いため、集中して取り組みたいという方にはものすごくおすすめです。
長期だとダラけてしまうという人でも、短期間であればしっかりとした目的を持って行動できるかもしれません。
また、短期間であることのメリットとして「短い休暇期間でも参加することができる」というものがあります。
特に大学生の間は春休みや夏休みが数ヶ月ある学校も多いので、それらの休暇を利用して留学に行くことができるのは短期留学の強みですね。
長期留学の予行練習になる

このように、長期留学はいきなりチャレンジするにしては少しハードルが高いと感じる方も多いと思います。
そういった方にも短期留学はおすすめです。
2週間〜1ヶ月ほど実際に短期で留学してみて、その国が自分に合っているのか、そもそも留学がどんなものなのか、考えてみるのも良いと思います。
長期留学を本当にやるのかどうかを決める判断材料として短期留学を利用することもできますね。
大学生が短期留学をするデメリット
語学力の向上に限界がある
短期留学の一番の問題点はとにかく時間がないことです。
そのため、語学力を現地で磨こうとしても限界があります。
これは長期間留学する場合と比べるとデメリットになるかもしれません。
ただ、そもそも語学力は日本でも向上させようと思えば向上させられるものだと思います。
モチベーションになるからという理由で留学するのは良いと思いますが、ただただ留学に行けばペラペラに話せるようになるわけではありません。
長期留学でも日本人の友達と一緒にいるばかりでは意味がありませんよね。
・どこまでの語学力を身に付けたいのか
・留学前の自分の語学力がどれぐらいなのか
これらを加味して留学期間は考えていくべきだと思います。
できることが限られる
短期留学はシンプルに期間が短いため、長期留学をする場合に比べてできることが限られてきます。

ぼくは以前カナダに1ヶ月間留学したのですが、帰国する直前、時間の都合上できなかったことを思い出し、そんなことを考えていました。
なぜカナダだったのかということに関しては以下の記事にまとめてあります。
個人差はあると思いますが、ようやく現地の生活にも慣れてきたという頃に帰国することになるので、少し物足りなさを感じてしまう人もいると思います。
短期留学の場合、どうしても時間に余裕を持って計画を立てることが難しくなってしまうんですよね。
その点、長期であれば現地の生活に慣れた後にも時間があるのでゆとりを持った行動はできるかと思います。
就活に使いたいのであれば長期留学に劣る

そうした理由で留学を考えている方には長期留学をおすすめします。
長期留学は単純に短期留学よりも海外生活の期間が長く、その分さまざまな経験が得られることを意味します。
また、長期留学を学校のプログラムで参加しようとした場合、英語検定、TOEIC、TOEFLなど、資格の有無を問われることがほとんどです。
そのため、短期留学よりも長期留学の方が企業から得られる評価は大きくなります。
もちろん、短期留学がダメなわけではありません。
ただ、特に外資系企業に就職したいなどの理由で留学を考えるのであれば、短期より長期の方が魅力的ではあると思います。
大学生が短期留学をするメリットとデメリット まとめ
最後に、短期留学のメリット・デメリットをまとめます。
・集中して取り組める、休暇を利用して参加できる
・長期留学の準備として使える
・できることが限られる
・就活では長期留学に劣る
長期留学と短期留学にはそれぞれ良いところがあります。
そのため、自分自身の留学の目的に合わせて選んでいく必要があります。
留学を考える際は、ぜひこの記事を参考にしてみてください!